多汗症の治療内容と口コミ!自分でもできる対策はこれ!

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症状で見る多汗症レベル、手の多汗症レベルを知ろう!

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多汗症の症状の部位は、全身~掌や足、頭や顔など局所的な症状まで
いくつもあります。

どの部位でも、多量の発汗のせいで生活しづらかったり
汗以外の弊害が出てきたり、当事者にとってはとても辛いものです。

以前、多汗症と汗かきの違いについて記事にしました。 

takan-ase-taisaku.hatenablog.com

 

自分はおそらく多汗症だろうな、と思った方は
自分の汗の症状がどの程度重いのかを知って置くと
治療をする、対策をする際の目安になります。

 

今回は、症状で見る『手掌多汗症のレベル』についてご紹介しますね。

 

あなたの手汗の重症度は?症状別『多汗症レベル』を知る

人より多くの汗をかいてしまうので、生活面で困る事も多く
恥かしさや、鬱陶しさも重なって悩みが尽きない多汗症

 

特に困っている方が多いのが、手掌多汗症
どんな量であっても、掌の汗で困っている事に違いはありませんが
手掌多汗症にはレベルがあります。
これは、症状の重症度を示して、治療の目安にする為の物ですが
掌の発汗で困っている方は、自分の症状がどのレベルに属しているのかを知って置くことで、治療の選択がしやすくなると思います。

 

手掌多汗症レベル

手の多汗症、手掌多汗症には3段階のレベルがあります。

 

レベル 症状
レベル1 ・常に掌が湿っている
・よく見ると肌の表面にジンワリと汗が出ている
・光に反射すると汗がキラキラと光って見える
レベル2 ・肌の表面に汗の水滴ができているのがハッキリと分かる
・タオルなどで拭き取らないと紙や物を触ると濡れてしまう
レベル3 ・肌の表面に汗の水滴ができている
・何もしなくても汗が滴り落ちていく

 

この様な分け方で、手掌多汗症のレベルがあります。

このレベルは症状の重症度を測るためのもので、
治療方法を選択する際の目安にもなるので、ご自身がどのレベルかを
知っておくと、受診時に症状の説明がしやすく医師にも伝わりやすいと思います。

 

手掌多汗症のレベル毎の治療方法は?

必ずしも、と言うことではありませんし
担当してくれる医師によっても治療方針は変わってくると思いますが
大まかな治療方法はレベルごとに段階を踏んで進められていきます。

 

レベル 治療方法
レベル1 ・塩化アルミニウム外用療法
・制汗剤処方
・内服薬
・イオントフォレーシス治療
 など
レベル2 ・内服薬
・イオントフォレーシス治療
・ボトックス注射
・胸腔鏡下交感神経遮断術
美容外科での自由診療手術
 など
レベル3 ・内服薬
・ボトックス注射
・胸腔鏡下交感神経遮断術
美容外科での自由診療手術

 

必ずしもこの表の通りの治療内容ではありませんが、
手掌多汗症のレベルに応じた、おおよその治療内容です。

 

手掌多汗症のレベルが高くなる程、精神的苦痛も大きく日常生活に支障がでるので、
手術で汗腺や交感神経に直接作用する、切除するなどの大掛かりな治療方法になっていきます。

 

しかし、症状の改善を狙った手術のはずが、副作用として代償性発汗などの問題を引き起こすこともあるので、切開をする手術は手掌多汗症の最終的な治療方法とされています。

 

そこで近年は、美容外科で『メスを使わない・切開しない手術』として
レーザー治療を受ける患者さんが多くなっています。

ただ、保険適用のない自由診療となるため、治療費は高額になってしまいます。
それでも人気があるのは、やはり代償性発汗などの副作用が起きない治療方法という安心感の面が大きいのでしょうね。

 

治療については、
自分のこうしたい、と言う希望と現段階の症状をすべて伝えて
治療法のメリットとデメリットをしっかりと提示してもらったうえで
担当医師と相談しながら治療を進めていく事が大切です。

 

治療の選択肢は、複数あります。

良かったらご覧ください。

 

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