多汗症の治療内容と口コミ!自分でもできる対策はこれ!

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汗かきや多汗症は遺伝が原因?

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周りの人が涼しい顔をしているのに、

自分だけダラダラと汗をかいていたり

タオル片手に汗を拭き取ってばかり居たり…

そんな自分って、すごく目立っているような気がして

精神的に落ち着きませんよね。

 

 

 

自分ではコントロールできない発汗量、

多量の発汗をしてしまうのは、

『遺伝も原因なんじゃない??』

なんて考えてみた事ってありませんか?

 

今回は、汗かきや多汗症の原因は遺伝も関係するのか

について知っていきましょう。

 

汗かきや多汗症、遺伝が原因?!

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自分自身が人より多くの汗をかいていて

家族や親せきにも、似たような人がいる…

そんな方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

そんな状況だと、

『もしかしたら、この汗の量は遺伝が原因かも…

なんて感じたこともあるかも知れません。

 

 

汗の悩みの解決に、直接関連しなかったとしても

自分自身が悩んでいる事については、原因を特定して

解決や改善をする為に、色々と知りたくなりますよね。

 

 

私自身も、母方の祖母が私と同じように

汗の量が多く、いつもハンカチで汗を拭いていたので

『私の発汗量は祖母の遺伝なのかもなぁ』なんて

漠然と感じていました。

 

 

それで、多量の発汗を改善する為に

色々と調べている内に、

発汗量と遺伝の関係についても、知る事となりました。

 

発汗量は、遺伝との関連は無し!

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汗の症状で悩んでいる人は、その原因の一つとして

遺伝も関連しているかも、と感じると思うのですが

 

 

結論から言うと、

発汗量と遺伝との関連はありません。

 

 

私たちが汗をかく、一番の理由は

温熱性発汗です。

 

 

温熱性発汗は、外気温や体内温が高くなると

細胞や臓器の働きを保持するために

体温を一定に保とうとして発汗する現象です。

 

 

温熱性発汗は誰にでも起こる生理現象で

誰にでも備わっている機能です。

 

 

 

汗腺の数についても、個体差があるので

親子だから、親戚だからと言って、

同じような発汗量になる事はないのです。

 

 

遺伝はしないけど、体質は似る?!

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 遺伝は関係なくとも、

汗をかきやすい体質は似てくることがあります。

 

環境』が同じような体質を作り出します。

 

例えば、親がとても規則正しい生活をしていると

子供も早寝早起きの習慣が身について、自然と

規則正しい生活になりますよね?

 

それと同じような事で、環境によって

汗をかきやすい体質・かきにくい体質になる

事もあるんだそうです。

 

エアコンを常に強めに運転させて、室内を

低めの温度にしていると、室内では発汗をしない

生活になりますよね。

 

すると、高い気温に体が慣らされない体質になり

冷え性にもなりやすくなります。

 

 

これは、汗腺があまり働かない生活です。

 

 

そうなると、外気が暑ければ、

必死に体温を下げようとして発汗をするので、

多量の汗をかいてしまう事になるんです。

 

 

この逆で、割と高温に慣れている生活をしていたり

普段から適度に発汗をするような生活をしてると

汗腺は常々鍛えられている状態になり、

外気温が高くても、ジワジワと少量ずつの発汗で

体温調節が行える体質になります。

 

 

発汗には、様々な要因がありますが

温熱性発汗については、体質の要素が大きく関連しています。

 

 

普段から適度な発汗をする生活の方が、

汗腺が鍛えられているぶん、一度に多量の発汗をしにくい

と言うことです。

 

 

何だか少し以外に感じる方も居るかもしれませんが

「いつも涼しい環境に居る人ほど、暑さに弱い』

と言われると、確かになぁ~!って思いませんか?

 

 

間接的な原因が遺伝している場合もある

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発汗の量そのものには、遺伝的要素はありませんが

発汗に繋がる他の原因が遺伝している事はあります。

 

例えば、『肥満』ですね。

 

肥満は遺伝要素がとても大きいのですが

肥満に起こりがちな症状として、多汗があげられます。

 

これは内臓脂肪が断熱材の役割をして

体内の温度が発散しにくい体になってしまいます。

そのため、体が必死に発汗をして、

体温を下げようとして多汗の症状が現れます。

 

 

この様に、発汗自体ではなく

発汗に関連する他の原因が遺伝している事があります。

 

 

汗かきや多汗の改善は、体質改善と環境の改善を!

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 汗かきや多汗症の症状の改善には

汗腺を鍛える事がカギとなってきます。

 

 

簡単に言うと、

普段から適度な発汗をする環境と体質を作る事ですね。

 

 

汗腺を鍛える方法とは?

汗かきや多汗症で悩む人にとっては

汗なんてかきたくない!という気持ちが

とても強くなりますよね。

 

 

だって、汗をかく事が悩みなんですから

汗をかきにくい環境にしたくなるのは

当たり前の心理です。

 

 

そのため、よくありがちなのが

室内はエアコンの設定温度を低めに設定しているなど

結果的に汗腺を弱らせてしまいがちなんです。

 

 

汗腺を鍛えるためには、常に適度な汗をかき

汗腺を働かせることが重要です。

 

 

とはいえ、多量の汗をかいてしまう事で

日常生活に支障がでてしまうのが悩みですから

無理にエアコンを止めたり、扇風機を使わない!

なんて荒治療をしてしまうと、尚更日常生活に

支障をきたしてしまいます。

 

 

汗かきや多汗症の人が、比較的簡単に汗腺を

鍛えれる方法としておすすめなのが

『入浴』です。

 

 

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温めの湯船にしっかりと浸かり、体を温めてあげましょう。

体が温まる事で汗腺が開き、発汗をします。

 

 

毎日のように半身浴で、ゆっくりと芯から

体を温めてあげる事で、少しずつ汗腺が活発化し始めます。

 

 

じつは冷え性も、汗かきや多汗の原因とされていますが

半身浴をすることで、冷え性の改善にもなります。

 

 

体質を変える事、環境を変える事を意識して

無理のない範囲で、毎日の入浴からなら

比較的楽に、チャレンジできそうですよね。

 

 

汗腺の活発化・汗腺を鍛える事!を頭の片隅に

留めておきましょうね。